pipit養生園
`ピピキ`とは、
響き(ひびき)という言葉から作った造語です。
カラダの響きのスイッチをピッと押して、
自然治癒力を目覚めさせるという意味です。
京都の北部の原始の風景の残る
里山・綾部にて
江戸時代からのご先祖様の住まいを
自然の素材を使って生き返らせ、
大地の再生により
土と水、風の流れを整えました。
薪で暖をとり、太陽の熱のお風呂、
野草を摘み、喰んだり、お茶にしたり、
染め衣としたりする日本古来の暮らし。
虫の声や草木花実などの自然界から
季節を感じる日々。
原始感覚を取り戻す、
ピピキのセッションをこの地にて
自然界と共鳴しながら行えることに
感謝し、皆様と出会えることを
楽しみにしています。
< 伝言 >
毎日を快適に生き、死んでいく
人間色々な人がいるが、根っこで思っていることはこれに尽きるのではないでしょうか。
しかし現実の人間生活を見ると、このシンプルな願いとは程遠いように見えます。
私たちは何か大きな勘違いをしているのかもしれません。
ここで最も身近な自然である「からだ」に注目してみましょう。
「からだ」には気持ちいい(快)感覚と気持ち悪い(不快)感覚を識別するセンサーがあります。
それはどこで識別しているのか?脳なのでしょうか。
私たちはまた「こころ」という存在でもあります。
私たちは「こころ」で快、不快を識別しているのでしょうか。
気持ちいいは考えても分かりません。
もし気持ちいいと感じたとしても脳でそれを打ち消すことも可能です。
「私たちはこころとからだで気持ちいいと感じている、又気持ち悪いと感じている」
感覚の世界ではこころとからだが一つの不分別の世界なのではないでしょうか。
気持ちいい感覚を味わい、浸るとき、大きなエネルギーへの扉が開かれます。
それが心身を調和で満たし、生きる喜びと意欲へ私たちを導きます。
自然にそうなります。
それが宇宙の法則なんだと整った「からだ」は教えてくれます。
今こそ積極的に脳を休め、感覚の世界へと足を踏み入れるときだと思います。
私が見ている世界は私のこころが変われば自ずと変化する。
私たち一人一人が自分を愛し
自分と調和していくことで世界は変わっていく。
その為には「からだ」を整体(正体)にしていくこともまた大切だと僕は思います。
僕は10年前、導かれるように操体を学び始めました。
一年間先生に付いて学び、それからは自分のからだに聴くという方法で、
患者さんとのセッションや教室、
生活全部丸ごと学びの場としています。
pipiki(ピピキ)とは日本語のひびきという言葉とピッという音を合わせた造語です。
皆が自立し、響き合い楽しく快適に
生きる。
そんなイメージでしょうか。
より多くの人がこの快感の法則に気づき、
本当の意味での健康を手に入れることを願って。
pipiki養生園
園長 植田 良太